色白が役立たなかった接客……

土曜は東急ハンズ銀座店、スロワージュコーナーの販売応援に行ってきました。
スロワージュコーナーはコスメフロアにあるので、男性のお客様は多くはいらっしゃいません。

そんな中、60代くらいの男性が私を手招きしています。
伺ってみると、「おもたくないUVカットクリームがほしい」とのこと。
さらに詳しくお尋ねすると、ゴルフをするときに手に塗っていて、今のものは白くなるのが気になると……。

私としては、「うるおいUVカットクリーム　日蔭」をおすすめしたいところですが（もちろん最初にご案内はさせていただきました）、ゴルフなどのアウトドアに使用するにはSPF値が少し低いですし、男性にはしっとりしすぎるかも……、体にもたっぷり使いたいとなると価格的にもちょっと厳しいかと思い、近くにあった他社のものも含めて、ご説明させていただきました。

自分の手に塗ってあれこれお見せしたところ、男性が一言……。
「あなたの手、白いから目立たないけど、僕が塗るとどうかな？」
そんなに変わらないのでは？ と思っていたのですが、こんがり焼けた男性が塗ると……白浮き……。

その後、奥様も現れてお話ししたのですが、結局、UVカットのアームカバーをお探しに行かれました。

「日焼けするとヒリヒリして痛いから」ということだったので、合うものを見つけてあげられなくて非常に申し訳なく……。
お役に立てなかったのに、笑顔で「ありがとう」と言ってくださったのが印象的でした。

最近は男性用の日焼け止めを出しているメーカーさんもあるので、その名前を挙げてもよかったのですが、自分が試したことのない商品をおすすめするのは忍びなく……。

自分が使ったことのない商品でも販売できるのが接客のプロなのか？？　などと、接客初心者の私は考え込んでしまいました。

日々修行です。

（タナカ）